■学長くんガチョーン1. YOYOKAさん
iU超客員教授らに凸撃インタビューする「学長くんガチョーン」。
文字も綴ってまいりましょう。
記念すべき第一回は世界的ドラマー、YOYOKAさん。当時12歳。
◆ドラムのきっかけは?
1歳半くらいからはじめた。両親がバンドをやっていたので、家がスタジオになっていて、様々な楽器があり、ミュージシャンが演奏にきていた。毎回ドラムの方へハイハイで近づいていき、じっと見つめていた。それを見た父が、やってみたいのかな?と思い、ドラムの椅子に座らせてくれたことがきっかけ。記憶にはない。物心がついたときには叩けていた。
◆ドラムの楽譜
ドラムの楽譜はあるが、読めない。読めたほうがいいと言われる。それはそれでよしだが、読めないからこそ出せるグルーヴ・音があるとおもう。
◆音を聞いたら叩くことができるの?
曲による。大体の曲は2,3回、少し難しければ4,5回聞くと叩ける。雰囲気を感じ取れる。
音を聞いてそれをドラムの演奏に変換することは鍛えたわけではないので、やっているうちに身についていったものかもしれない。
◆どんなミュージシャンになりたい?
ドラムだけじゃなく、様々な楽器や作詞作曲もでき、絵やデザインも自分でやりたい。プリンスのようなアーティストになりたい。
◆曲作りの楽しさは?
フレーズなどがパッと浮かんでくる。浮かんできたときに、自分が弾いている姿がかっこいいとおもえるのが楽しい。曲全体が浮かんでくることもあるが、フレーズを思いつくことが多いので、それをどう組み合わせるか。
◆学校はどう?
授業はつまらない。学校に行く=人間観察をしに行く。
◆iUでやってみたいことは?
グルーヴのことや音楽のことを教えることはもちろん、学生さんにも教えてもらいたい。教えるけど教えてもらう。
◆いま興味があることは?
アーティストとして、絵や美術・本に興味がある。画家ではピカソが好き。絵のバリーションがあり、1日中見ていられる。
◆やりたいことは?
曲作り。様々なジャンルの曲。いろんなことにチャレンジしたい。もしかしたら音楽よりいいものが見つかるかもしれない。いろんなことに目を向けたい。
★後記
12歳にして世界的に有名となった女性ドラマーにとって、日本の学校は窮屈すぎる。YOYOKAさんはインタビュー後、米国移住を決意し、旅立たれました。ぼくも少々支援しました。iU超客員教授は続けてもらっています。つぎ戻るときは来日・凱旋公演ですね!