■京都国際映画祭2022
映画もアートもその他もぜんぶ。
実行委員長を務めます。
表彰式@祇園花月。
牧野省三賞は北大路欣也さん。
三船敏郎賞は竹野内豊さん。
おめでとうございます。
7月の祇園祭も8月の送り火も3年ぶりにリアルが復活。
映画祭も見習って、コロナ後の姿を示そうと思いました。
今年は、六角堂や三条京阪や京大も使って、
おもろい、ユニークな祭りのかたちを取り戻しに行きました。
京都国際映画祭、アートの部。
京都市京セラ美術館、今年は展示場を「作る」とこからワークショップ。
このしつらえ作業も展示どす。
解体作業もワークショップで見せるという。
参加して、つくって、こわそう!
もう一つはVR。
ユートピアか、ディストピアか。
看護婦さんが天国と地獄を見せてくれます。
VRにしかできない表現。
VRは人数が限られるのがネックで、それも含め、VR関係者は必体験のアート。
京都大学。
防災研究所土佐尚子教授の研究室+学生によるSound of Ikebanaファッションショーと、浅越ゴエさんを交えたトーク。
Art & Technology、産学連携、アート経営、京都の強み、防災アートについて話しました。
来年もやろう!
Sound of Ikebanaで狂言師茂山逸平さんが「土筆」を演じられた際に作られた
肩衣を着させてもらいました。
あなうれし。
別の狂言モノ@ヒューリックホール。
狂言師野村太一郎さんとすゑひろがりずらによる狂言☓新喜劇ワークショップ。
かみおうてますがな。
古いものも新しいものも、アートもテクノロジーも、芸人かましてまぜこぜにしておもしろくする。
吉本の真骨頂。
レジェンド立川直樹vs杉山恒太郎による「好きな映画は好きな音楽で憶えている」。
一発目は「地獄の黙示録」DoorsのThe End。
使われた機材、プレイヤー176万円、針60万円、アンプ100万円、スピーカー300万円。
スピーカーの後ろにあるヤマハ製反射板だけで1枚5万円!
おとなやの~
手ぬぐいの永楽屋。創業400年。
十四世細辻伊兵衛さんがポップに展開したはります。
細辻伊兵衛美術館にてアート展示。
手ぬぐいから空間インスタレーションへ、さらにデジタル+世界へとどう展開されるのか、ぼくは以前から関心がありまして。
改めて相談に伺います。
創業たぶん元禄八年(1695)の和菓子屋・鍵善良房さんにイラストレーター・河野ルルさんとのコラボレーションで干菓子セットを作っていただきました。
よろしおすなぁ
京都の「へそ」、聖徳太子創建の六角堂。
池坊さんが代々住職を務めるいけばな発祥の地。
ここを使って「KYOTO IKEBANA ECO ACTION」15作品が展示されました。
自然・環境の重要性を発信します。
いや、油断していました。すばらしい展示です。
ペットボトル、プラスティック廃材、缶を使い、生き生きした花を活かし、美しい小宇宙を創作する。
それぞれ、自然との共生を考えさせるアートです。
立命館、龍谷、池坊短大はじめ若い諸君が創造性をあふれさせています。
華道って、パンクですね。
祇園花月ではKAORUKOさんのアート展。
元アイドル新井薫子さん。
NYに渡り、和服の文様をコラージュした独自表現を開拓、フェミニズムを描きます。
「路地裏の舞台にようこそ2020
けいはんさんじょうろじのうら」
京阪三条界隈で6団体が芝居・パフォーマンスを開催。
これは「アートひかり『鳩は服のブランドを見ない』」
会場「ことばを食べるカフェみずうみ」@東山安井。
イオンでは芸人さんたちがライブ。
KYOTO:見取り図、男性ブランコ、ニューヨーク、コロチキ
桂川:銀シャリ、おいでやすこが、トレンディエンジェル
五条:ミルクボーイ、ミキ
北大路:オズワルド、和牛、アインシュタイン
高の原:ぼる塾、銀シャリ
河原町OPA:笑い飯、アインシュタイン
『京都国際映画祭後夜祭きょうの寄席~iU学長くん推し』@祇園花月
ぼく推し漫才師による寄席を映画祭に仕込みました。
ティーアップ、Drハインリッヒ、金属バット、デルマパンゲ、マユリカ、天才ピアニスト、もも。
夢のラインナップです。
MCはダイノジ大谷さんと学長くん。
デジタルないま一番学ぶべきはコミュニケーション。
その最高峰、漫才。
マイク1本、2人のコミュニケーションで爆発させる。
なので大谷さんにもDr.ハインリッヒにもiUの超客員教授をお願いしているのです。
学べ、学生諸君!
北大路欣也さん中島貞夫さん木村祐一さんの対談で映画「暴動島根刑務所」の話に。
北大路さんと松方弘樹さんが手錠でつながったまま鉄橋にぶら下がり、汽車に轢
かせ切断して、二人とも眼下の川に落ちるシーン。
国鉄に無許可だったとか。
つなげてぶらさげて轢かせて落とす仕事も含め、昔はスゲーな。
舞台挨拶のとき締めてたウクライナ色のヒモは、門川京都市長にもらった真田紐です。
頼んでつくってくださったそうです。
おおきに、ありがとうございます。
市長とおそろいでつけてます。
映画関係者、アート関係者、行政、メディア、スポンサーのみなさま、
そして、オンライン・オフラインで参加してくださったおじいちゃんおばあちゃんおとうさんおかあさんおにいさんおねえさんこどもたち。
おおきに。
来年は10周年。文化庁も来はります。
よろしゅうおたのもうします。