■オープンデータ勝手表彰2022
オープンデータの取組を勝手に表彰する取組み、今回で9回目になります。
審査員長としてごあいさつ。
新型コロナの影響で前回・今回続けてオンラインでの開催となりました。
勝手に表彰する取り組みであり、「受賞頂きまして、ありがとうございます。」
とまずは感謝を伝えたい。
デジタル庁も創設され、ようやくデジタルが政策の最重要課題になった21年度でした。
コロナでデジタル敗戦を認識して、DXに脚光が当たっています。
データの重要性もすっかり認知されるようになりました。
コロナ後のDXにオープンデータが寄与して、豊かなデジタル環境を形成することを期待します。
ロシアのウクライナ侵攻は、サイバー攻撃、フェイクニュース、デジタル制裁など、デジタルが主戦場になった戦争でもあります。
そして、国家だけでなく、企業・民間が深く戦争に関わる状況ともなっています。
デジタルやデータがいかに世の中をよくすることに寄与するのかも問われる事態です。
表彰は、政府、自治体、公益法人、株式会社、個人と顔ぶれが多様となり、今回も幅広いかたがたに受賞いただきました。
ここまで、「産・官・学」のうち「学」の存在感が薄く、自分に対する戒めとして受け止めていましたが、今回、大学共同利用機関にも受賞いただいたのは個人的にホッとしました。
昨年の表彰は、コロナ対策関連が多かった。感染症の対策、自治体テレワークなどコロナ案件が目立ちました。
一方今年は、災害対策、教育、行政、地方創生、都市開発、スポーツ、とこれまでのような多岐にわたるジャンルに受賞いただいきました。
アフターコロナに移っているのかな、と思います。
脱コロナに「役立つ」データ。さらに、コロナ後の「楽しい」「うれしい」データも見たいところです。
あらためて受賞者のみなさま、おめでとうございます、ありがとうございました。
「熱海市土石流災害における点群データ活用」
(オープンデータが災害時に役立つこと、平時からの整備が大事ということを認識させました。)
「AIくずし字認識アプリ「みを」」
(源氏物語を学ぶためタイから留学されアプリを開発したカラーヌワット・タリンさん。注目しています。)
「オープンデータ」
(がんばれデジタル庁。)
「Digital Government Labsの活動」
iU賞:にゃんこそば
「オープンデータ可視化プロジェクト」
融合研究所賞:三重県デジタル社会推進局
「みえDXセンター」
デジタルリスク協会賞:オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン
「オープンデータデイ10周年」