群像の時代
■群像の時代 志村一隆さん著「群像の時代」。 スマートテレビ後の世界はどうなる。 日米のテレビをずっと見てきた志村さんが、ソーシャルとスマホで、いよいよテレビ分野も、デバイスも表現も編集もビジネスモデルも、根底から変わる時期が来たことを示します。◯産業革命で馬車が鉄道に変わったが、どちらも行き先があって担ぎ手がいて駅がある。 自動車は時刻表も行き先も自由だ。...
View Article自民党クールジャパン特委にて
■自民党クールジャパン特委にて 自民党クールジャパン戦略推進特命委員会。 山本一太委員長、三原じゅん子事務局長。山口俊一・知財/IT/クールジャパン担当前大臣、平将明・前副大臣らキーパーソンも参加。 政府からも知財本部、内閣府、経産省、総務省、文科省、外務省、国交省、農水省、金融庁。...
View Articleザ・セカンド・マシン・エイジ
■ザ・セカンド・マシン・エイジ MITスローンのマカフィー+ブリニョルフソンによる「ザ・セカンド・マシン・エイジ」。 同コンビによる「機械との競争」の続編です。 人間は機械と共存できるのか、を楽観的に問います。 前作については2年半前にブログでメモしました。 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/05/blog-post_6639.html...
View Article京都国際映画祭2015
■京都国際映画祭2015京都国際映画祭 第2回が開催されました。「映画もアートも、その他もぜんぶ」を対象に。実行委員長は中島貞夫監督。ぼくは実行委員・特別顧問として参加しました。レッドカーペットは祇園甲部歌舞練場。津川雅彦さんが舞台で「日本映画は瀕死」と発言すると、ぼくの後ろの席にいた内田裕也さんがバカ野郎殴ってやろうかと激怒してて、ぼくが殴られるんじゃないかと思いました。...
View Article世界を破綻させた経済学者たち
■世界を破綻させた経済学者たち ジェフ・マドリック著「世界を破綻させた経済学者たち」。 NYTの経済評論家が経済学を斬ります。 2008年金融危機と続く大不況の戦犯は「正統派」経済学者たちだと。 ケインジアンの立場からMフリードマンの自由放任主義をボロカスに叩きます。 スゴい。...
View Article再訪:ナレッジキャピタルとキッズプラザ大阪
■再訪:ナレッジキャピタルとキッズプラザ大阪 グランフロント大阪。竹芝デジタル特区「CiP」のデザインを描くため、CiP事務局が押しかけて、産学複合「ナレッジキャピタル」の話をうかがいました。 ちなみにコレは去年ぼくが訪れてメモしたもの。これを深掘りしに来ています。「ナレッジキャピタルを見てきたよ」...
View ArticleAIを手なづけてくださいね
■AIを手なづけてくださいね「人工知能で技術的失業をした人びとの第二の人生は? 経済学者からのヒント」 http://ja.catalyst.red/articles/ai-tomohiro-inoue...
View Articleドバイにはチキンカツカレーオムライスがあった。
■ドバイにはチキンカツカレーオムライスがあった。ガラスと鉄骨の人工物がにょきにょきと天空に生える。ドバイに寄りました。 人類最高の人工物バージカリファ、828m。あと20mで比叡山や!世界一がお好き。世界最大のドバイ・モール脇にある、高さ150m長さ275m世界最大ドバイファウンテンと、世界最高バージカリファと、どデカいサイネージ2面。...
View Articleニューメディアの立役者、小林樹さん
■ニューメディアの立役者、小林樹さん 昨年7月に亡くなった元JCTV社長・小林樹さんの追悼記事を読む。CNNを配信する会社をテレ朝から立ち上げ、そこから制度の壁に大穴を開けて衛星放送の産業を作った先人。母親と同い年です。尊敬しています。...
View Articleマルタの漁村でJoanに会った。
■マルタの漁村でJoanに会った。 マルタ。シシリアやチュニスより南の島。04年にEU加盟した国家。ここから来た留学生Joanに「いつか行くから」と約束していた宿題です。 マルタといえば、ネコ。人の倍いるという。品がある。岩合光昭さんの世界ネコ歩きでも、マルタはよく登場するもんな。...
View Article学生よ、官僚はそんなこと考えてはいないのだ。
■学生よ、官僚はそんなこと考えてはいないのだ。 総務省の中堅官僚を迎えての授業にて。「臨場感・共感を進化させるため4K8Kを推進」という国の政策を説明いただいたところ、学生が「なぜその目的のために高精細という手段が出てくるのか?」。本質を突いた質問です。...
View Articleここはどこでもない、キプロス。
■ここはどこでもない、キプロス。キプロス島は、まるで左側に泳ぐ「鯛の鯛」。地中海が右側に横たわる人の姿と見れば、その「目」に当たる。すぐ上にはトルコ。すぐ右にはシリア。でもEU加盟国。難民から一番近い欧州。...
View Article孫泰蔵さんの構想に乗った!
■孫泰蔵さんの構想に乗った! スタンフォード大学との共同事業「IT政策研究会」。慶應義塾大学 三田キャンパスにて。 孫泰蔵さんにお越しいただきました。年間GDPの0.2%の投資=ベンチャー投資が10年後のGDPの21%を生んでいる。IPO数で日本は中国・米国に次いで3位。孫さんはそう指摘します。日本にもチャンスありますよね。...
View ArticleNOTTVが遺したもの
■NOTTVが遺したもの 本日2016年6月30日、NOTTVがサービスを終了します。アナログテレビ放送の跡地、V-high周波数帯を利用して、NTTドコモグループが2012年4月にスタートしたスマホ向け放送サービス。 あるメディアに、コメントを求められたので、こう答えました。...
View Article2045 未来の学びアイディアソン
■2045 未来の学びアイディアソン「2045年 未来の学びを考えるアイデアソン」。 デジタル教科書教材協議会DiTT主催、NPO「CANVAS」企画協力で、東京・赤坂にて開催しました。...
View Articleバンコク4年ぶり
■バンコク4年ぶり前回バンコクに来たのは2011年10月。この4年でデジタルサイネージが爆発的に増えていました。前回は探さなければならなかったのに、今回はうるさいぐらい。東京を凌ぐ電脳都市。トイレ、洗面台の鏡に仕込まれたサイネージ。トイレの活用は羽田空港の個室やセガのトイレッツなど日本に先行モデルがあるが、この真正面さは新しい。...
View Article2045 未来の学び おとなの部
■2045 未来の学び おとなの部「2045年 未来の学びを考えるアイデアソン おとなの部」。 こどもの部の翌週、デジタル教科書教材協議会DiTT主催、NPO「CANVAS」企画協力で東京・赤坂にて開催しました。 学校の先生、関係業界のかた、一般のかた、さまざまな方に参加いただきました。...
View Articleデジタルマンガキャンパスマッチ2015
■デジタルマンガキャンパスマッチ2015 デジタルマンガキャンパスマッチ2015 授賞式@五反田。 実行委員長を務めました。 受賞者のみなさま、おめでとうございます。 デジタル時代のマンガ家の発掘・育成を目的とする学生作品コンテストです。 今回が2回めとなります。 前回の模様はこちら。「デジタルマンガキャンパス・マッチ授賞式」...
View Article知財本部:コンテンツ産業の基盤強化策
■知財本部:コンテンツ産業の基盤強化策 知財本部委員会。 これまで海外展開策に力を入れてきましたが、今回は「産業基盤強化策」。資金調達、取引適正化、技術開発、人材育成が論点。 経産省が地道な施策について報告。 マンガ・アニメのデジタル技術開発、プロデューサ人材育成、アニメ下請ガイドライン整備。 総務省から興味深い報告あり。...
View Article通信文化:リヨンの巻
■通信文化:リヨンの巻 雑誌「通信文化」に、郵便関係者向けコラムを少々つづりました。いくつか抜粋します。その1。 —————————————————————— 日本で初めて映画が上映されたのは、京都。鴨川の脇にある立誠小学校という公立の学校だそうだ。廃校となったその建物で昨秋に開かれた京都国際映画祭で聞いた。失われた小学校で、映画という文化を遺す。なかなかやるな。美しい心意気だ。...
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