■学長くんガチョーン. 千代田まどか(ちょまど)さん
iU超客員教授、ちょまどさん。
マイクロソフト米国本社のエンジニアながらマンガ家。自称 腐女子。
◆コードを書くこととマンガを描くことの違いは?
違うが、両方たのしい。
◆コードとマンガは勉強したの?
好きでやっていただけだが、勉強はした。大学は英文科でコンピュータ・サイエンスを学んでなかったので、プログラミングは全て独学。入門書を読めるようになるまでの独学が一番きつかった。国家資格・基本情報技術者試験を受けるため必死に勉強した。入門書を読めるようになって、プログラミングを続け、マイクロソフトに至る。
◆プログラミングは一人で勉強した?
就職したスタートアップ企業は人が少なかったため、コードを書くなどやることが多く勉強になった。プロダクトをつくることで一気に伸びた。
◆マンガのスキルアップ法は?
ヲタ活しかしてない。BL的な諸々の。高校も大学も女子校で周りがみんな腐女子。それで染まった。好きで好きでマンガを描きまくった。それを世界中の人に見てもらうためのWEBサイトをつくるためにプログラミングを始めた。
◆マンガからのプログラミング?
マンガを見てもらうためにサイトを作る必要があった。当時はpixivがまだ有名ではなく、自分の描いたBLをpixivのようなきれいなプラットフォームに載せるのには抵抗があった。感想がほしかったので掲示板も作った。そのうちプログラミング自体が好きになった。
◆学生時代は?
マンガを描いて、マンガを読んで、ゲームをして、プログラミングを勉強して。英文科だったが、大学の授業は全くやってなかった。母からプログラミングの勉強をしても大学の成績にアフェクトしないでしょ、と怒られていたが、自分の好きなことしかしてなかった。
スティーブ・ジョブズが「コネクティングドッツ」と言っていた。将来、点と点がつながる。ジョブズはタイポグラフィの授業に忍び込んでいた。それが後にMacの美しいフォントに繋がった。大学生のみなさんには自分の好きなことを探してほしい。iUの場はサンドボックスとしてすごくいい。たくさんチャレンジして、たくさん失敗して学ぶことが自由にできる場所。
◆iUでやりたいことは?
学生と話したい。社会人になると若い人と話す機会が減り、寂しい。デジタルネイティブともっと話したい。
◆これからやりたいことは?
ロールモデルになれたらいい。ITエンジニアに女性が少ないので、女性エンジニアを増やす活動をしたい。コミュニティをオーガナイズもしている。男女比を5:5にしたい。
★後記
そう、iU生のロールモデルなんですよ。テック&ポップで国際的に活躍する。軽やかに、美しく。ぼくもちょまどさんにあこがれています。
そしたら、クラスター加藤直人さんと結婚されたとのこと。祝!!