■クールジャパン:テイクアウト
NHKクールジャパン「テイクアウト」の巻。
ウチの近所も和洋中みんながテイクアウト始めて、ランチ時は「弁当ありますよ」と道が賑やかになりました。
汁物や伸びやすい麺などが多い日本の料理はあまりテイクアウトが多くなかったが、コロナによる涙ぐましい努力です。
「急増テイクアウト」
中華もカレーもフレンチもイタリアンもテイクアウトを始めました。
弁当文化が土台にあります。
冷めてもおいしく食べられる工夫。
小分けして盛り付けるビジュアル。
そのための容器も手に入れやすい。
これまでテイクアウトや持ち帰りがなかった日本で、コロナによって新しい弁当文化が生まれてきています。
「ラーメン」
この番組で何度も登場するラーメン。
昔の、出前というテイクアウトというかデリバリーのラーメンはのびててさめてるのも多かったが、どんどん進化していて、コンビニで売られているのも十分おいしいと思う。
コシにこだわってスープにこだわって発展を続ける。その執念は異常。
さらにコロナで新機軸が生まれる。恐れ入ります。
日本には3万軒以上のラーメン店があって、コロナ中もみなさんが味を磨いている。
「食べる容器」
魚だって骨まで食べ尽くす料理を工夫してきた日本なのに、容器や箸を捨ててきたここ数十年がちょっと道を外していたのかもしれません。
でもゴミを出さないようにするのが「食べちゃう」というのと、「おいしくする」というのが、日本らしい。
食はコロナで最もダメージを受けた分野だが、逆に、それをバネに新しい文化を生もうとしています。コロナが落ち着いた後、テイクアウトという豊かな文化が残るといい。