総務省放送サービス未来像会議
■総務省放送サービス未来像会議放送サービスの未来像☓周波数検討会@総務省。規制改革会議の提言に基づき、放送の未来像を見据えて、放送用周波数の有効活用を検討するものです。多賀谷一照会長のもと、ぼくは委員として参加しています。放送政策の議論に参加するのは通信・放送融合法制の時以来10年ぶりです。10年ぶりに投入されるというのは、前回同様、何か危険球を投げろとされるプレッシャーを感じます。10年前は改革・...
View ArticleCEATEC2017
■CEATEC2017CEATEC2017。出展社数648→667、コマ数1710→1758と昨年より拡大。家電展からIoT展へと大きく舵を切っています。2009-10年はマルチ端末の3D、11-12年はスマート化、13-14年はクルマに軸が置かれていました。2015年にIoTが台頭し、昨年はIoTタウンも現れて、銀行やオモチャなど多様な業界の顔も見られるようになりました。過去のメモです。2016h...
View Article官民連携による「超教育」とは?
■官民連携による「超教育」とは? 教育とテクノロジーの融合を推進し、新しい教育を構築するための新組織「超教育協会」に関し、デジタル教科書教材協議会(DiTT)の会合で政府代表を交えた意見交換が行われました。 超教育協会は経済団体やICT・コンテンツ系の業界団体が集結し、教育情報化後進国の日本を先進国に一足飛びにするための活動を行う方針で事前準備が進められており、DiTTとしても積極参加する方針です。...
View ArticleDC EXPO2017/Innovative Technologies+
■DC EXPO2017/Innovative Technologies+DC EXPO2017/Innovative Technologies+。産学からの公募により、優れたコンテンツ技術とビジネスモデルを20件程度選出、表彰するイベントです。ぼくは今年は所用で審査員を外れましたが、合間にチョロチョロ見て回りました。やっぱり面白い。去年の模様はこちら。「DC...
View Article映画ロケをしやすくする戦略とは?
■映画ロケをしやすくする戦略とは?内閣府知財本部「ロケ撮影環境改善官民連絡会議」@霞が関。ファシリテーターを務めます。日本映画テレビプロデューサ協会、日本映画製作者協会、角川、松竹、ATP、NHK、フジテレビ、警察庁、総務省、消防庁、文化庁、経産省、外務省、国交省、観光庁、東京都など。知財本部は昨年度、映画振興会議を設置し、映画製作、海外展開、ロケについて議論したことを踏まえ、このロケ連絡会議を設置...
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■岩手発・超人スポーツプロジェクト!ロックハンド全員「岩手発・超人スポーツプロジェクト」。「ご当地超スポ」開発プロジェクトの発表会が盛岡で開催され、3種目の新スポーツが発表されました。2016年の岩手国体に端を発したイベント、2回目です。昨年の模様はこちらにメモしました。「岩手ご当地超人スポーツとは!」http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2017/01/blog-po...
View Articleeスポーツ振興策が政府で論議されています。
■eスポーツ振興策が政府で論議されています。政府・知財本部の会合で、eスポーツが議題となりました。統一団体、日本eスポーツ連合(JeSU)浜村弘一副会長を招き、状況をお教えいただき国としての取組を論議しました。連合の岡村会長(CESA会長)も委員として参加されました。SuperDataによれば、世界のeスポーツ市場は2017年の15億ドルが5年後の2022年には23億ドルに成長。アジア、北米、欧州に...
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■「不死身の特攻兵」鴻上尚史さん著「不死身の特攻兵」。9回出撃し、体当りしろという上官の命令に抗い、爆弾を落として、9回生還した特攻兵、佐々木さん。その生き様、覚悟、それを取り巻く非道、理不尽を描くノンフィクション。特攻が飛行機の速度、重量、難易度などの点で効果がないことを現場は知っており主張もしたものの、本部も「研究所」も体当たり精神を主張し続けた。科学が無視された時点で20世紀の戦争には勝てない...
View Article知財計画2018、議論大詰め。
■知財計画2018、議論大詰め。知財本部 検証評価企画委@霞が関。 知財計画2018の素案を叩く会合がありました。海賊版サイト対策、10年後を展望した「知財戦略ビジョン」に関する議論もありました。海賊版対策への発言。 瀬尾委員:サイトの所在不明という前提で対策を講じたが、広告主をつき止める等の動きも民間で見られた。 詳しい方々と連携した対応が大事。 福井委員:反海賊版の機運は高まり状況も変わった。...
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■政府IT新戦略内閣官房IT本部から、IT新戦略の方針を伺いました。行政サービスのデジタル改革を断行する、とのこと。1.行政サービス100%デジタル化2.行政保有データ100%オープン化3.デジタル改革基盤整備の3本柱。100%とは、霞が関らしからぬ「覚悟」がうかがえて、好ましいです。1.行政サービス100%デジタル化行政の全サービスが最初から最後までデジタルで「完結」する社会を実現する。戸籍謄本な...
View Article通信・放送融合2.0
■通信・放送融合2.0規制改革会議投資WGに呼ばれ、放送改革に関する議論をしてまいりました。ぼくは「通信・放送融合2.0」と題しプレゼンしました。その概略を共有しておきます。http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/toushi/20180207/180207toushi01-2.pdf2006年総務省「竹中懇」で通信放送法制度の抜...
View Articleオープンデータ、世界3位。
■オープンデータ、世界3位。オープンデータ推進機構VLED利活用・普及委員会@赤坂。主査を務めます。内閣官房IT戦略室、総務省、経産省、国交省、農水省、経団連、NTT、KDDI、富士通、NEC、日立、IBM、マイクロソフト、電通、MRIなど。オープンデータに関しては安倍首相が未来投資会議で「強力に推進する」と表明、2020年までを集中取組期間とするとのこと。国会の施政方針演説では「行政データは公開・...
View Articleデジタルマンガキャンパスマッチ2017
■デジタルマンガキャンパスマッチ2017「デジタルマンガキャンパスマッチ2017」表彰式。マンガ家の卵がマンガ出版社に才能を見出してもらう大舞台です。実行委員長を務めております。国内・海外138校、1166作品が参加。コミック雑誌51編集部が参加。http://www.digital-manga.jp/デジタルマンガキャンパスマッチ2015年の模様です。http://ichiyanakamura.b...
View ArticleAI時代の教育を考えよう
■AI時代の教育を考えようデジタル教科書教材協議会DiTTシンポジウム「AI時代の教育を考える」@霞が関。AI時代における教育とは。日本を代表する研究者とビジネス界のかたがたが意見交換を行いました。AI研究の総本山リーダー3名。乾健太郎 理化学研究所AIPセンター自然言語理解チームリーダー・東北大教授佐伯宜昭 情報通信研究機構NICT AIS副研究開発推進センター長高村大也 産業技術総合研究所...
View Article「世にも奇妙なニッポンのお笑い」
■「世にも奇妙なニッポンのお笑い」チャド・マレーン著「世にも奇妙なニッポンのお笑い」。映画「火花」などのすばらしい字幕をつけられ、京都国際映画祭のパーティーでも通訳を務めてくださったチャドさんの泣き笑い奮闘記の中に、深いエンタメ論が描かれます。おすすめ。チャップリン、ロイド、キートン、ローレル&ハーディー、アボット&コステロ、モンティ・パイソンらと対比される日本の芸人がエンタツ・アチャコ、酒井くにお...
View Articleそこはやっぱりセイロンでしょ。
■そこはやっぱりセイロンでしょ。子どものころ近所にセイロンという薄暗い喫茶店があった。たまに親に連れて行かれコーラなど頼む。何か祝い事でもあるとメシを喰う。オムライスである。焼き飯をケチャップでこねて卵で巻く贅沢。大人になればこういうものが喰える、と思った。ほどなくしてセイロンはスリランカという国名に変わった。スリランカという名を呼びつけぬまま、セイロン茶をたしなむ歳になった。でも男の子が世界一カワ...
View Article「日本の15歳はなぜ学力が高いのか?」
■「日本の15歳はなぜ学力が高いのか?」ルーシー・クレハン著「日本の15歳はなぜ学力が高いのか?」。原題「賢い国:世界の教育力、成功の秘訣」。原題のほうがうんといい。ロンドン貧困地区の女性中学教師が、OECD学力調査PISAの上位地である日本、フィンランド、シンガポール、上海、カナダに滞在して学校を観察、膨大な研究成果も踏まえての教育論です。日本の学校に関しては、中学の理不尽な規制=我慢の重視や、学...
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