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Channel: Ichiya Nakamura / 中村伊知哉
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貸本マンガの風景

■貸本マンガの風景ぼくが通った京都の高校は、たまに人物が出ます。怪優・山村紅葉は同級生。先輩には、鷲田清一元大阪大学総長、ずんずん調査の堀井憲一郎さん、裏千家家元の千宗室さんら。その千宗室さん、新幹線で入手できる雑誌「ひととき」にエッセイを連載しています。その一篇「貸本屋の午後」。50年ほど前、堀川鞍馬口あたりに狭い貸本屋があった。どの本も装丁はくすんでいた。天井は低く、煤けている。そそくさと出た。...

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「i大」マニフェスト

■「i大」マニフェスト ICT専門の新大学「i大」。世界にない企てを進めます。 「これはやる」と決めていることと、「挑戦する」ことがあります。それをマニフェストとして掲げておきます。1.実行 実現「する」こと、5点です。...

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誰も知らない東京スカイツリー

■誰も知らない東京スカイツリー 根岸豊明さん著「誰も知らない東京スカイツリー」。 日本テレビ取締役(当時)、現札幌テレビ放送社長がインフラを企画、建設、運営する苦闘を描くドキュメンタリー。これぞポリシープロジェクト。感激しました。放送人はもちろん、公益に関わりたい学生全員に読んでほしい。...

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なぜぼくがi大をつくるのか。

■なぜぼくがi大をつくるのか。  ICT人材の不足は30年以上訴えられていますが、今度はAI・IoT人材の不足が叫ばれています。ICTに乗り遅れた日本は、AI・IoTで同じ轍は踏めません。トップ級の人材を供給する機関が必要であることは説明を要しません。その新組織アイディアとしてぼくは「デジタル超学校」を提案しました。i大はその延長にある実践構想です。...

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プログラミング教育は「官民」から「官」へ

■プログラミング教育は「官民」から「官」へプログラミング教育の官民コンソーシアム「未来の学びコンソーシアム」の体制が抜本的に変更されました。事務局を民間団体から文科省が引き取り、官民コンソというより「官」コンソとなりました。...

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反省、2017年。展望、2018年。

■反省、2017年。展望、2018年。 賀正 でございます。 2013 年頭所感http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/01/20122013.html 2014 年頭所感 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2014/01/20132014.html 2015...

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日本は「終わった国」なのか

■日本は「終わった国」なのかオーソン・ウェルズが「第三の男」で発するセリフ。「スイス500年の平和が何を生んだ?鳩時計だよ」。映画の舞台、ウィーンで、ふと考え込みました。MITメディアラボ創設者のニコラス・ネグロポンテが「終わった国」(finished...

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ぼくの10か条

■ぼくの10か条 この歳になって大学にいると、「教育信条を教えてくれ」「学生に指南する人生の指針は」「若い人へのメッセージを」といったリクエストを受けます。ぼくは他人さまに向かってエラそうに指導できる者ではないので、いつも言葉を濁しています。...

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超ヒマ社会のススメ1:つつがある人生を

■超ヒマ社会のススメ1:つつがある人生を デジタル化の20年、スマート化の10年。 それは軽工業・重工業に次ぐ情報産業を興し、第3次産業革命を形作りました。いや、その波は産業の域をはるかに超えて、万人に情報の共有と発信の果実を与え、文化革命と情報民主革命をもたらしました。グーテンベルク活版印刷から560年。人類に書物を流通させた技術に匹敵する、1000年に一度の事象です。...

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10人に小さな発見を与えれば1000万人が動き出す

■10人に小さな発見を与えれば1000万人が動き出す 山口哲一さん著「10人に小さな発見を与えれば1000万人が動き出す」。 コンテンツとITのプロデューサにして、なんつーベタなタイトルですか。 と思いつつ読むと、音楽、テレビ、書籍、ニュース、IoTを横断して、コンテンツとデジタルとのこれからを解く。コンテンツからテクノロジーを見るという視線が同じなので、ぼくには読みやすい本です。...

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超ヒマ社会のススメ2:キリギリスはAIアリのマネジメントを

■超ヒマ社会のススメ2:キリギリスはAIアリのマネジメントを ソフトバンクは学生のエントリーシートの評価にAIを使っているそうです。AIが就活の面接官を務める日も近いそうです。疲れないし、公平だし、バラツキもない。 ニコニコ動画に書き込まれるネガティブコメントの削除にはAIが使われているそうです。ドワンゴはディープラーニングを使って年1億円以上の人件費削減効果を上げているそうです。...

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「京都のおねだん」

■「京都のおねだん」大野裕之著「京都のおねだん」。舞妓や仕出し、着物や稽古事などの秘められた値段を明かす情報本、と思いきや、縦横無尽にポップで深い京文化論でした。知らない話、なつかしい話、満載。いくつかメモします。京都は地下水脈が豊かで、その軟水が豆腐や酒や西陣織を育てているが、それを守るため地下鉄建設が遅れ、大阪の2.6倍のコストがかかった。(なるほど、掘ると遺跡が出る、だけではなかったんや。)1...

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超ヒマ社会のススメ3:何足のわらじをはきますか?

■超ヒマ社会のススメ3:何足のわらじをはきますか? 超ヒマ社会。働き方と遊び方に革命を起こそう。 汎用AIが登場すれば、人口の1割しか働かなくて済む。今の仕事の9割をAIやロボットが受け持ってくれる。それによってむしろ生産は高まる。その果実を分配し、ベーシックインカムで暮らす。そんな未来がほの見えます。 超ヒマ社会のススメ2:キリギリスはAIアリのマネジメントを...

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ウルトラQの50年

■ウルトラQの50年 小野俊太郎「ウルトラQの精神史」を読みました。1966年の放映から50年、総ざらえした好著。全28話、それぞれ珠玉の、多様で多角的な作品群を、テーマ別に全て分析を加えた本書は、研究素材としても一級品です。ぼくの原体験番組であり、作品と時代に対する自分の強い思いが激しく揺さぶられます。...

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超ヒマ社会のススメ4:早くぼくの代わりに働いて

■超ヒマ社会のススメ4:早くぼくの代わりに働いて コンテンツなる言葉が使われ始めたのは25年前、1993年のこと。デジタル化により、端末はマルチメディアとなり、流通網がインターネットに収束していく。それまで映画、ゲーム、音楽、新聞、書籍などバラバラだった情報サービスも、その上で一体的に流通するようになる。それをとらえて生まれた概念です。...

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東京βにみるエネルギー

■東京βにみるエネルギー 速水健朗さん「東京β」。 映画、テレビ、小説、マンガなど戦後の作品から切り取る東京像。2020東京は、その延長にあるのか、ないのか。次の東京を描くコンテンツは何か。ワクワクと感じながら、読みました。 まず、川島雄三1962年監督「しとやかな獣」をスケッチ。...

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超ヒマ社会のススメ5:局長はAIでいいんじゃね?

■超ヒマ社会のススメ5:局長はAIでいいんじゃね? 超ヒマ社会、人のことより、自分はどうするかを夢想しよう。 特化型AIに専門家の仕事は奪われて、ジェネラリストが有利になる。やたらと企画したり空想したりする、その腕を磨こう。今はいているわらじの数を、もっと増やそう。「超ヒマ社会のススメ2:キリギリスはAIアリのマネジメントを」...

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東京どこに住む?

■東京どこに住む? 速水健朗さん「東京どこに住む?」。「東京β」に続けて読んでみました。 東京の住むところは西側郊外から中心部、東部へ移っている。圏外から都心部への集中が進んでいる。そして、移動すること、場所を変えることが大事な能力になっている。2冊セット読み、お薦めです。...

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知財本部2018ラウンド開始

■知財本部2018ラウンド開始知財本部...

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新4K8K衛星放送まで1年を切りました

■新4K8K衛星放送まで1年を切りました年末、「新4K8K衛星放送開始1年前セレモニー」がホテル・ニューオータニにて盛大に開催されました。社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)の主催です。ぼくは4K8Kの「配信」を推進する「映像配信高度化機構」の理事長として出席しました。現在、試験放送中の4K8Kが2018年12月1日から実用放送に移ることについて、放送、メーカー、コンテンツの業界関係者と...

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