デジタル教科書の位置づけはどうなる?
■デジタル教科書の位置づけはどうなる? デジタル教科書教材協議会 DiTTシンポジウム「デジタル教科書の位置づけはどうなる?~2020年導入実現に向けて」@慶應義塾大学三田キャンパス。 文科省検討会堀田座長、総務省御厩課長らと。...
View Article東京おもちゃショー2016
■東京おもちゃショー2016東京おもちゃショー2016。今年は超かけあしでした。いつも楽しみなトヨタのモデル。昨年までのメモはこちらに。「東京おもちゃショー2015」 http://bit.ly/1UG9QzS日本おもちゃ大賞2016。ぼくがピクッと来たものを挙げます。エデュケーショナル部門。パイロットインキ「スイスイおえかき めざせ!どうぶつはかせ...
View Article政府のAI研究開発、これまでとはちょっと違う?
■政府のAI研究開発、これまでとはちょっと違う?「3省AI研究開発に関する連携体制」というペーパーが手元にあります。 総務省・文科省・経産省の3省が連携し、AIに関する基礎研究、応用研究、標準化、人材育成を進めるというのです。 AIを核としたIoTの社会、ビジネスの「実装」に向けた研究開発・実証を行う。 各分野でのビッグデータの集積と、センサーの量的・質的拡大=IoTを進める。 そうあります。...
View Article知財立国が危ない!
■知財立国が危ない! 荒井寿光・馬場練成 著「知財立国が危ない」。 2003年、特許庁長官を経て知財本部の初代事務局長に就任、多大な功績を築いた荒井さん。2002年小泉首相の知財立国宣言、03年知財基本法公布、05年知財高裁設置。矢継ぎ早に仕事をされました。ぼくも事務局長時代に知財政策に組み込まれました。...
View ArticleAI・IoT時代に向かう著作権ビジネス
■AI・IoT時代に向かう著作権ビジネス 音楽業界の会報誌に一文を寄せました。業界のかた向けですが、ご参考まで。 AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)で世間は騒がしい。...
View Articleスーパーヒューマン誕生!
■スーパーヒューマン誕生! 稲見昌彦著「スーパーヒューマン誕生!」。 KMDから東大教授に移った著者が、人間拡張工学、つまり機器や情報システムを用いて、人の運動機能や感覚を拡張することで超人を作る研究を説きます。 義手義足に代表されるこれまでの技術が、身体の欠損を「補綴」するものだったのに対し、身体をより「拡張」する。人機一体となる。その技術とデザインを描きます。...
View Article教育情報化を推進するエンジンになります。
■教育情報化を推進するエンジンになります。 OECDの国際学力調査「PISA」2015年版が発表されました。デジタル教科書教材協議会DiTTが発足したのは、2000年版で数学・科学が1位・2位だった日本がその後大きく順位を落としたことも背景にありました。今回、それらが順位を戻してきたのはうるわしい。...
View Article2020年、ラジオの新挑戦
■2020年、ラジオの新挑戦 民放連パネル「2020年、ラジオの新挑戦」を開催しました。 パネリストは、メディア研究者志村一隆さん(元WOWOW、Yahoo!)、関西大学三浦文夫教授(元電通、radikoの生みの親)、ニッポン放送吉田尚記アナウンサー。ぼくが司会です。 ライブドアーニッポン放送、楽天ーTBSの騒ぎがあり、通信・放送融合が話題になって10年。...
View Articleメディアと自民党
■メディアと自民党 西田亮介著「メディアと自民党」。 総務大臣が放送局の電波停止権に言及したり、大物キャスターが番組を降りたりして、政治とメディアの関係が何やらキナ臭い。政治の季節に、押さえておいていい一冊。...
View Article著作権法をガラポンに?
■著作権法をガラポンに? シンポ「次世代の知財システム構築に向けて」@虎ノ門。 ぼくが座長となって政府知財本部で開かれていた次世代知財システム委員会の続編を東大喜連川さん、福井健策弁護士、瀬尾太一さん、リクルート石山洸さんとともに開催しました。モデレータを務めました。 委員会の柱は3つでした。1) 柔軟な著作権システム2) AI等の新情報財への対応3) 国境を越える知財侵害対応...
View Articleファミコンとその時代
■ファミコンとその時代 上村雅之・細井浩一・中村彰憲 著「ファミコンとその時代」。 1998年に実施された産学公のゲームアーカイブ・プロジェクトをもとに記された研究書。推進者である山下晃正・現京都府副知事の名も明記されています。...
View ArticleAIの知財問題、新局面に
■AIの知財問題、新局面に 次世代知財システムシンポ、続き。 次世代知財委員会は(恐らく)世界で初めてAI創作物の知財問題を本格議論しました。AIが生むコンテンツに、著作権以外の新権利を与える、創作物登録制を作る、AIに人格権を認める(赤松健さん案)、という案をたたかわせました。...
View Article反省、2016年。展望、2017年。
■反省、2016年。展望、2017年。 賀正 でございます。 2013 年頭所感 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/01/20122013.html 2014 年頭所感 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2014/01/20132014.html 2015 年頭所感...
View Article2020 Tokyoが放送に求めるもの
■2020 Tokyoが放送に求めるもの ぼくは産学連携プロジェクトに打ち込む政策屋なんですが、たまには研究もしろよと叱られます。ぼくにも研究の場を与えてくれるありがたい機関の一つが民放連研究所。客員研究員を務めています。 2期4年にわたり放送の研究をしてきました。1期目は「スマートテレビのゆくえ」。通信放送融合からスマートテレビへと移行する放送の技術・サービス・産業を追いました。...
View Articleデジタル十大ニュース2016、投票開始
■デジタル十大ニュース2016、投票開始ノミネートは15件。・ポケモンGO 配信開始・PS-VR発売 VR普及元年・保育園落ちた日本死ねブログ炎上・LINE流出でセンテンススプリング・メディア予想大外れイギリスEU離脱/トランプ氏当選・AbemaTV...
View Article岩手ご当地超人スポーツとは!
■岩手ご当地超人スポーツとは!「岩手発・超人スポーツプロジェクト」。「ご当地超スポ」開発プロジェクトの発表会が盛岡で開催され、4種目の新スポーツが発表されました。今年、岩手国体が開かれることもあり、この地がご当地超スポ第一号として手を挙げたんです。超人スポーツは2020年の世界大会に向け、これまで10種目ほど開発が進められています。ただ超スポは、スポーツと技術と文化のかけあわせ。となると、地域ごとに...
View Articleネットの公共政策を共有する仕組みを
■ネットの公共政策を共有する仕組みを年末、DeNAのキュレーション(まとめ)サイトで、不正確な内容や著作権侵害の疑いが発覚した問題に端を発し、サイバーエージェント、リクルート、KDDI等のサイトでも終了・公開中止が相次いでいます。今回のキュレーション騒動には思うところがあります。グレーな領域のビジネスを進める新興企業の責任と世間や制度との折り合いをどうつけるか。その繰り返しがやまないな、と。10年前...
View ArticleCEATEC2016
■CEATEC2016CEATEC、行ってきました。前年までのIT・家電展から、IoT展へとコンセプトを大きく変更。前年531社→今回648社、前年1609コマ→今回1710コマと規模も拡大し、日立もトヨタも帰ってきて、何やら元気が戻った空気でした。ちなみに前回(まで)のぼくのCEATECメモ。昨年はIoTをうたいながらも、まだ具体的な形が描けてはいませんでした。今年はずいぶん像がハッキリ。「CEA...
View Articleいよいよ来るか、放送IP
■いよいよ来るか、放送IP 民放連デジタル・ネット研究会でFCIニューヨークの渡邊卓哉さんからアメリカ放送局の事情を伺いました。 アメリカ放送局の課題は、CM収入の堅持、ネット配信のマネタイズ、国際展開の3点だそうです。これは日本と同じですね。 全米放送協会NABの今年のキーワードは改めてIP(Internet Protocol)だったそうです。「放送システムのIP化」がいよいよ来る、と。...
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