■沖縄国際映画祭にリアルが戻ってきました。
あいさつ
ポスター
上映、トーク、展示、ワークショップ。
まだ本格ではないけれど、リアルが戻ってきました。
3年ぶりのレッドカーペット。
迎える観客のみなさんの笑顔をみて、戻ってきた喜びを実感しました。
今も慎重意見が残るものの、地元のみなさんが署名活動までして「これだけは」と映画祭の開催を望んだ結果。
定着しましたね。
「沖縄・記憶と記録」。
立川直樹さん、杉山恒太郎さんという音楽とCMのレジェンドがプロデュースする展示。
沖縄芸能年表をベースに、雑誌・レコード等で表現するインスタレーションです。
デュークボックスには、沖縄民謡も、歌謡曲も、洋楽もいい具合に混じっている。
このチャンプルーが沖縄。
ぼくが行ったときにはベッツィアンドクリス「白い色は恋人の色」がいい具合にくぐもった音色でかかっていました。
レコードは島唄解説人・小浜司さんのコレクション。
一番古いコレクションは1916年のもので、その後アーティストはレコードを作ってはデュークボックスに入れてもらう営業をしていたという。
小浜さん「ちむどんどんの『ちむ』は『きも』のことで、『こころ』のこと。」
ちむに響きます。
「沖縄の音楽史からひもとく、沖縄・記憶と記録」。
立川直樹さんと小浜司さんが、テクニクスの超高級オーディオで古い民謡などのレコードをかけつつ語る。
「十九の春」はこらえたが、「花」のライ・クーダーで不覚にも涙。くやしい。
いい音は、泣かせる。
https://www.youtube.com/watch?v=8Mc8GH7hREQ
立川さんは言う。
ウォークマン以降、音楽をイヤホンで聴くようになり、いいスピーカーからエアで聴いていない。
アメリカは車社会で、まだエアで聴いている。
エアで聴く体験が必要です。
立川さんの近著「音楽の聴き方」でショックを受けたばかりでして、それは別途整理します。
イオンモールライカムでは、「吉本芸人とマネージャーの日常写真展」。
入社5年目までの若手マネージャーが撮った芸人の日常を展示してみた。
芸人という、天才で、クリエイティブで、ストイックで、泣き笑いの生き物を写し取る。
いい企画です。
写真展を企画したのは慶應時代のぼくのゼミ生、玉澤さん。
いいしごとをしている。
京都国際映画祭でもやってよ。
芸人グッズオークション@イオンモールライカム。
このZAZYのフリップ、落札したい。
大西ライオン、コロコロチキチキペッパーズらによるワークショップも。
吉本+NTTの子ども学習プラットフォーム「ラフ&ピースマザー」の施策です。
沖縄出身のスリムクラブにはiUに来てもらったことがあります。
パンクな漫才で、学生はだいぶ置いてきぼりでしたがぼくは転がって悶絶しました。
レッドカーペットで見つけて「また呼んでよ!」ってしゃがれ声を飛ばしてくれました。
「BSよしもと」もできたんで、いつでも!
文枝師匠にきよし師匠。
吉本興業110年の半分、55年、第一線を張っているモンスター。
打ち上げ晩ごはんご一緒したら、ず~っと沖縄の歴史・文化に対する質問を周りに投げておられました。
長く頂上にいながらのその探究心に、一流は学び続ける、ということを学びました。
ついでに寄ったDMMかりゆし水族館。
といいつつ、いた動物が好きなヤツらばかり。
ヘソ天してるアルマジロ。アルマジロの意味がない。
さわれるナマケモノ。なまけていられない。
沖縄、また来ます~