■「野外ミュージックフェスコンソーシアム」が設立されました。
フジロック、サマソニ、Rock in Japan、ライジングサンらフェス主催7社が集まり、われわれCiP協議会も発起人です。
コロナで開催が中止となったフェスの開催・拡大を目指します。
”夏フェス”と呼ばれる野外音楽フェスは、全国で年間約300件が開催されていますが、昨年はコロナで全国的に中止が続出しました。
本コンソは、地方との連携事例の共有、安全安心なガイドラインの策定と周知、政府や自治体への要望を行い、音楽フェスのさらなる発展を図ります。
音楽フェスの公益性として、以下が挙げられます。
・地方において各地方に協力を仰ぎながら実施し、人の移動や土地への愛着が発生
・音楽のみならず、食、観光、自然、ファッションなど多様な文化の発信
・各地方での交通宿泊費・事前消費は音楽フェス売上を超える規模
尚美学園大学江頭満正准教授によれば、日本の音楽フェス経済波及効果は3700億円。主催者と開催地である自治体とが連携し開催され、交通宿泊費・事前消費額がイベントとしての売上を上回るなど、各地方において大きな経済効果を生んでいます。
しかし日本での音楽フェスの歴史は浅く、課題も多く存在しています。
本コンソは、各地方と深く連携し巻き込むことでフェスを発展させ、地方の経済にも貢献、持続可能な音楽フェス文化の形成を目指します。いちイベントでは達成の難しい目標や課題の解決に共同して立ち向かいます。
野外音楽フェスは、そこに集うファンと共に作り上げるイベントであり、子どもたちにとっては自然を体験する機会にもなります。
フェスの発展を通して、地方、ファン、そして将来的なファンとなる子どもたちとの「共生」を実現し、地方の創生、持続可能な野外音楽フェス文化を作り上げます。
野外音楽フェスは主催者のみならず、アーティスト、自治体、関連産業、ファンと共に作り上げるイベントであり、With コロナ/Afterコロナの時代にて、多様な主体が集うエコシステムをとして発展させたい。
CiP協議会も発展的な地方創生に寄与するよう努めます。
発起人は以下のフェス主催7社とCiP協議会です。
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER
RISING SUN ROCK FESTIVAL
ARABAKI ROCK FEST
FUJI ROCK FESTIVAL
ROCK IN JAPAN FESTIVAL
SUMMER SONIC
RUSH BALL