■ニコニコ学会β「未来の普通の運動会」にて
ニコニコ学会β「未来の普通の運動会」@ニコファーレに参加しました。ニコニコ学会β運動会部代表の犬飼博士さん、日本バブルサッカー協会理事長 澤田昨日さん、グラフィックデザイナー ライラ・カセムさん、KMD稲見昌彦さんと。
http://niconicogakkai.tumblr.com/post/105281517261/1st-13-15
稲見さんとともに立ち上げた「超人スポーツ委員会」のプロモーションを兼ねて、ぼくがプレゼンした内容を貼り付けておきます。
2020年、新しいスポーツを開発しよう。
2020年といえばウルトラQで肉体の退化したケムール人が地球人の若い肉体を奪いに来た。われわれはデジタルで肉体をウルトラに強化しておく必要がある。時間がない。なのに遅いんです。
アップルやサムソンはウェアラブルデバイスを作ってもういろんなことができるとおっしゃる。
でも、んなこたあ47年前、ジャイアントロボで草間大作少年U7がギロチン帝王に立ち向かっていたんです。それぐらいとっとと作ってくれ。
マルクス・レームさん。ドイツ人。陸上ドイツ選手権で、義足で8m24cmの世界記録を叩きだした。健常者に勝った。義足だからということでチューリヒの欧州選手権代表から漏れました。
でもそれは、2020東京ではパラリンピックのほうがオリンピックより高得点になることの号砲でしょう。義手・義足の人になりたい、と思っても、いいじゃないですか。
ぼくは子どものころ、004になりたかった。アルベルト・ハインリヒになりたかった。彼もドイツ人。目は照準器。右手はマシンガン。左手は手裏剣。あこがれても、いいじゃないですか。
みんなもそうでしょう。幼いころ、草むらで、手の先から何か出ないか、とやってみたでしょう。こいつらパリにいたやつらですが、彼らだって、何か出したいでしょう。実現しようよ。
われわれは身体の拡張を願ってきました。手足を拡張しようとして、杖、義足、浮き輪、船ができて、クルマができて、飛行機ができて、ロケットができて、遠く速く行けるようになりました。
視聴覚を拡張したくて、めがね、補聴器、スピーカー、電話ができて、テレビができて、インターネットができて、遠く速くコミュニケーションできるようになりました。
外へ外へと身体は拡張したが、その技術を身体に引き戻すことで、ぼくらの拡張した身体とは何なのか、それが問われています。前に進みましょう。超人になりましょう。超人スポーツを作りましょう。
そのためには何が必要か。技術を開発しなければならない。デザインの力を結集しなければならない。大プロジェクトを運営するマネジメント力も必要。社会としてどこまで許されるのか、ルールや政策も必要。これらの総合力が問われる。
それだけではだめ。お金が必要。お金をください。
実践してくれる選手、プレイヤーが大事。
参加してもりあげてくれるみんなが大事。ニコニコのみんな。
それをやれる場所が必要。
つまり、それらすべて。プラットフォームを作る。みなさんの力を合わせて、PFを作りましょう。
ぼくの専門は場作り。場を実現したい。で、2つプロジェクトを始めました。
1つが超人スポーツ委員会。10月10日、まずは超人スポーツ委員会を発足しました。
共同代表は稲見さん、暦本さん、ぼくの3人。そしてVR、ロボティクス、脳科学、スポーツ科学、ゲーム、この分野を代表する科学者が集って新しいスポーツを開発します。これから産業界や政府を巻き込んでいきます。
もう一つ、別のプロジェクト。デジタル・コンテンツの街を作る計画を始めました。東京港区・竹芝地区 東京都のもつ1.5haの場を活かして、テクノロジーとデザインとビジネスの集積地を作る計画です。2020年会場の向かい、港のある場に2019年オープン—そこで超人オリンピックも開催したい。
ここは国家戦略特区でもあるので、「超人特区」に指定してもらいましょう。これまでやっちゃいかんとされているようなことを、やりましょう。すると、大人には叱られます。叱られたら、ぼくが謝ります。力を集結させて、東京から、世界に未来を発信しましょう。
ニコニコ学会β「未来の普通の運動会」@ニコファーレに参加しました。ニコニコ学会β運動会部代表の犬飼博士さん、日本バブルサッカー協会理事長 澤田昨日さん、グラフィックデザイナー ライラ・カセムさん、KMD稲見昌彦さんと。
http://niconicogakkai.tumblr.com/post/105281517261/1st-13-15
稲見さんとともに立ち上げた「超人スポーツ委員会」のプロモーションを兼ねて、ぼくがプレゼンした内容を貼り付けておきます。
2020年、新しいスポーツを開発しよう。
2020年といえばウルトラQで肉体の退化したケムール人が地球人の若い肉体を奪いに来た。われわれはデジタルで肉体をウルトラに強化しておく必要がある。時間がない。なのに遅いんです。
アップルやサムソンはウェアラブルデバイスを作ってもういろんなことができるとおっしゃる。
でも、んなこたあ47年前、ジャイアントロボで草間大作少年U7がギロチン帝王に立ち向かっていたんです。それぐらいとっとと作ってくれ。
マルクス・レームさん。ドイツ人。陸上ドイツ選手権で、義足で8m24cmの世界記録を叩きだした。健常者に勝った。義足だからということでチューリヒの欧州選手権代表から漏れました。
でもそれは、2020東京ではパラリンピックのほうがオリンピックより高得点になることの号砲でしょう。義手・義足の人になりたい、と思っても、いいじゃないですか。
ぼくは子どものころ、004になりたかった。アルベルト・ハインリヒになりたかった。彼もドイツ人。目は照準器。右手はマシンガン。左手は手裏剣。あこがれても、いいじゃないですか。
みんなもそうでしょう。幼いころ、草むらで、手の先から何か出ないか、とやってみたでしょう。こいつらパリにいたやつらですが、彼らだって、何か出したいでしょう。実現しようよ。
われわれは身体の拡張を願ってきました。手足を拡張しようとして、杖、義足、浮き輪、船ができて、クルマができて、飛行機ができて、ロケットができて、遠く速く行けるようになりました。
視聴覚を拡張したくて、めがね、補聴器、スピーカー、電話ができて、テレビができて、インターネットができて、遠く速くコミュニケーションできるようになりました。
外へ外へと身体は拡張したが、その技術を身体に引き戻すことで、ぼくらの拡張した身体とは何なのか、それが問われています。前に進みましょう。超人になりましょう。超人スポーツを作りましょう。
そのためには何が必要か。技術を開発しなければならない。デザインの力を結集しなければならない。大プロジェクトを運営するマネジメント力も必要。社会としてどこまで許されるのか、ルールや政策も必要。これらの総合力が問われる。
それだけではだめ。お金が必要。お金をください。
実践してくれる選手、プレイヤーが大事。
参加してもりあげてくれるみんなが大事。ニコニコのみんな。
それをやれる場所が必要。
つまり、それらすべて。プラットフォームを作る。みなさんの力を合わせて、PFを作りましょう。
ぼくの専門は場作り。場を実現したい。で、2つプロジェクトを始めました。
1つが超人スポーツ委員会。10月10日、まずは超人スポーツ委員会を発足しました。
共同代表は稲見さん、暦本さん、ぼくの3人。そしてVR、ロボティクス、脳科学、スポーツ科学、ゲーム、この分野を代表する科学者が集って新しいスポーツを開発します。これから産業界や政府を巻き込んでいきます。
もう一つ、別のプロジェクト。デジタル・コンテンツの街を作る計画を始めました。東京港区・竹芝地区 東京都のもつ1.5haの場を活かして、テクノロジーとデザインとビジネスの集積地を作る計画です。2020年会場の向かい、港のある場に2019年オープン—そこで超人オリンピックも開催したい。
ここは国家戦略特区でもあるので、「超人特区」に指定してもらいましょう。これまでやっちゃいかんとされているようなことを、やりましょう。すると、大人には叱られます。叱られたら、ぼくが謝ります。力を集結させて、東京から、世界に未来を発信しましょう。