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Channel: Ichiya Nakamura / 中村伊知哉
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十年ぶり、シンガポール。(下)

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■十年ぶり、シンガポール。(下)

旅行記の続きです。



シンガポール目的3.
サイネージチェック。
これはいつものとおりベタにスケッチします。
まず空港での応対をタッチパネルが聞いてきました。






迫力のあるサイネージがけっこうあります。












でかすぎて画面がよく見えないのも。
アルマーニ。
日本企業に聞くと、シンガポールでは急速に普及してるけど、システム的にもレベル的にもまだこれから、だそうです。










小さいのも。
日本の鍋スープと調味料売り場。
確かにまだネットワーク型は少なそう。 










メトロではX-MENのCM。
















竹芝がらみで、水とデジタルを探していたら、PRADAが水の流れる美しいサイネージを見せていました。













街と水とサイネージ。竹芝の参考まで。 










他の都市でもそうですが、タッチパネル・サイネージが目立ちました。










それでもシンガポールはタッチ型が多いんじゃないですかね。













地下道の商業施設が多くて、デジタル地図で案内してくれないと、わからないですもん。















外に出ると暑すぎますしね。
この案内サイネージは高機能。














で、はやりのビットコイン。
はやってない?














温かい食べ物が出てくるサイネージつき自販機。
これは初めて見た。
収穫です。













最後に、世界で一番大きいというSuntecのLG製サイネージ。
うん、デカい。








でもこんなコンテンツばかりで、デカい必要あるのかな?









シンガポール目的4.
シンガポール国立大学NUS。
KMDとの共同研究機関「CUTEセンター」。
テクノロジー☓ポップの研究をしています。





CUTEでは現在20人の研究員が常駐。
うちシンガポール人は2人だそうです。
KMDとはバスのサイネージを研究したりしています。






NUSは1つの豊かな街ですね。
住居も食もスポーツ施設も完備、そして都会も近い。
これだけ充実した環境の大学の例を知りません。





シンガポールはカネがある。
世界中の頭脳、日本などの産業・技術を引き寄せる。
その戦略の中心にあるのがNUSだといいます。
気合いを感じます。





日本にとってシンガポールは市場であり、テストベッドでもあります。
所得が高く同じビジネスモデルが試せるうえ、国の主導力が強くてトップダウンで素早く仕組みが導入できるといいます。 






学生の施設も充実。
シンガポールはデジタル教育でも世界最先端です。
国の姿勢が明確で、マイクロソフトなど国際企業もかなり投資しています。







屋外のテーブル・ベンチに電源。
だよねぇ。
やる気でるよねぇ。

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